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未妊って?

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未妊って?

未妊(不妊)症というのはどんな定義があるのでしょうか?
一般的に未妊(不妊)症の目安として、以下のような期間や男女比率・原因などが
述べられています。
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未妊の目安

日本産科婦人科学会用語委員会によると
生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間性生活を行っているにも関わらず、 妊娠できない状態を不妊と定義しています。

つまり、避妊をしないで定期的に仲良しをしているのになかなか妊娠できないことを
未妊といいます。

日本では一定期間を2年以上としていますが、アメリカでは1年、
国際不妊学会では2年としています。

その根拠はデータによると、
避妊をしないで正常に夫婦生活を営むカップルの80%が1年目に妊娠し、
次の1年で残りのうちの10%が妊娠するという統計が出ています。
つまり何も問題が無ければ、2年以内に90%の確立で妊娠し、
それ以降の妊娠の確率は低くなっています。
したがって、残りの10%が未妊症(不妊症)の疑いがあると考えられています。

現在日本では、妊娠を望むカップルの10組に1組は
未妊症(不妊症)であると言われています。
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未妊症の男女比率

昔は、子供が出来ないという原因は女性にあると思われていることがあり、
現在でもその影響が残っていることでしょう。
なかなか授からないとなると真っ先にその原因を疑われてしまうのは女性だと
言われてしまうのはよく聞きますし、女性自身がもしかして私かもと
考えてしまうこともよくあります。
実際、私も生理不順から私自身に原因があるとずっと考えていました。

しかし、未妊の原因は女性だけの問題ではありません。
男性側にも原因があります。
WHO(世界保健機関)の1996年の調査によると未妊症の原因の男女比率は、
女性のみが41%、男性のみが24%、男女ともにが24%、原因不明が11%と
なっています。(円グラフ参照)
男女とも原因があるという比率も含めると男性側に原因があるという比率は、
約半数を占めてきますから、男女双方半々にあると考えていいと思います。

妊娠は夫婦が望んで、二人で作業をすることが前提です。
したがって未妊は夫婦二人の問題と受け止めて頂きたいと思います。

未妊症原因の男女比グラフ
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未妊症の原因

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赤ちゃんが出来るための条件は、以下の条件を備えていなければなりません。
男性の場合:
● 元気な精子がたくさん作られていること
● 女性の膣内に射精ができること

女性の場合:
● きちんと排卵があること
● 卵管に異常がないこと
● 子宮内膜の機能がきちんと働いていること
● 子宮頚管や膣の分泌物が正常なこと
があげられます。この条件の一つでもよくないと妊娠は難しくなります。

未妊症の原因は大きく9つに分類されており、以下のとおりです。
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原因
症例
男女双方に
原因
性機能障害 勃起障害(ED)(男性)
射精障害(男性)
処女膜狭窄症など(女性)
精神的セックスレス(男女とも)
受精障害 受精しない
男性に原因
男性因子 造精機能障害
精路通過障害
副性器機能障害
免疫異常 抗精子抗体
女性に原因
頚管因子 頚管粘液の量が少ない
頚管腫瘍などにより
精子が子宮奥に進めない
子宮因子 先天性子宮奇形 
子宮筋腫
子宮内膜ポリープ
子宮内腔癒着症
黄体機能不全 
卵管因子 卵管閉鎖・狭窄
卵管采周囲癒着 
卵管内膜障害
卵管采のピックアップ障害 
細菌感染
排卵因子(内分泌因子) 多嚢胞性卵巣症候群
卵巣障害
高プロラクチン血症
甲状腺疾患
黄体化未破裂卵胞症候群 
子宮内膜症 内性子宮内膜症(子宮腺筋症) 
外性子宮内膜症 
チョコレート嚢腫 
免疫異常 抗精子抗体 
抗透明体抗体

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