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精子回収法(TESE・MESA・PESA)体験レポート


精子回収法(TESE・MESA・PESA)体験レポートについて

こちらでは、男性なら必ず恐怖を感じてしまう、TESE・MESA・PESAに
代表される精子回収法の体験レポートをお送りいたします。
知らないで怖い、痛いと言っている方のために、
少しでも予備知識になりますように。
ご参考になれば幸いです。



TESEレポート Vol.1
〜 Case of ダー 〜

TESEの時、ダーと離れ離れだったので、TESEの様子はほとんど知りませんでした。

何とかTESEの時の話を聞きだせましたのでレポートいたします。
といっても彼は全身麻酔を選んだので、あんまりよく覚えていないそうですが・・・。

私が病室から追放(大げさ)された後、看護師さんの手で剃毛されたそうです。
剃毛の間、ダーと看護師さんは雑談をしていたそうです。おいしいものの話とか(笑)
彼が看護師さんに質問したのは、「いつからHをしていいか?」だそうです。
これからオペだというのに・・・。ちょいエロ親父炸裂です(苦笑)

ご参考までに仲良し再開は、痛みが無くなれば再開してもかまいませんが、
あまり男性(多分睾丸)に負担のかかる体位はやめておいたほうがいいそうです。

剃毛は、かな〜りじょりじょりと手早くされたそうで、
しばらくの間、かみそりまけを起こしていました。肌の弱い方は気をつけてください。
病院によっては、事前に自分でやるようにという指示もあるそうですが、
私たちの通院している病院は、彼いわく、「剃毛プレイ」がついてきます。(多分)

その後、オペ室に歩いて向かい、オペ前に執刀医の先生からオペの説明があり、
オペ後の睾丸の腫れ具合のことや、痛みについて説明があったそうです。

その後、麻酔をかけられる前に、本人確認があり、麻酔導入となりました。
麻酔の匂いって甘いそうです。
甘い匂いがするな〜と思ってから「3・2・1」で意識が遠のいたそうです。

後、麻酔前に両手足を軽く縛られたそうです。
看護師さんの説明だと麻酔をかけて眠っていても、無意識に身体が動いてしまうらしく、
固定しておかないと危ないらしいです。

まるで十字架にかけられたキリストみたいだったとダーは言っていました。

その後、オペが済んでからオペ室で起こされたそうです。

その後余り覚えていないようですが、鎮痛剤の座薬を知らない間に入れられたらしく、
それを知らないダーは、ナースコールを押して、
「う○こがしたい!」と何度も訴えたらしいです(笑)
看護師さんが座薬を入れたからですよ〜と、優しく説明してくださったそうですが、
どうしてもしたいという欲求の方が強くて、トイレに連れて行ってもらったそうです。
(出なかったらしい・・・)

※ 実際、座薬を入れる前に看護師さんが座薬を入れることを本人に言ったようです。
   しかし、麻酔から醒めていない状況なので、おぼろげに聞かれて返事はしたけど、
   記憶が曖昧な状況なのではっきりしていないとのことです。

麻酔が完全に覚めるまではかなり、朦朧としていたみたいです。
実際、私が自分の検査を終えて彼の病室に行った時もまだ麻酔から醒めきっておらず
朦朧としていました。

さて、彼のオペ後の感想ですが、オペ室に入った時に、逃げたくなったそうです。
先生の説明だと、簡単なオペですよと言われたのに、思いっきりTVで見るのと同じ、
本格的なオペ室で、事の重大さを自覚しちゃったと言っていました。
(オペなんだからオペ室でやるのは当たり前だってばと、突っ込んでおきました(笑))

心拍数がものすごく上がったそうです。音も鳴るので、ウルトラマンのカラータイマーが
点滅した時のように「ピコン・ピコン」と連打音が鳴っていたそうです。

そして、痛みに弱い方には全身麻酔でのTESEを強くお勧めなんだそうですよ。
眠っている間にオペが終わっていたほうが気分的に楽と言っていました。

bluecat

術後直後について

麻酔から醒めると、前日から絶飲食なので、強烈に喉が渇くようです。
まだ麻酔が効いていると上手く飲めないので曲がるストローを予め用意して、
お水かスポーツドリンク(ポカリとか)を飲ませてあげるといいと思います。
(アドバイスくださったハルちゃん、こももちゃん、ありがとう♪)

bluecat

痛みと腫れについて

睾丸の腫れ具合として、すぐに連絡をして欲しい大きさは、ソフトボール大だそうです。
これは中で内出血が持続している場合があるので経過観察が必要だそうです。
痛みは男性なら分かるらしいたまたまちゃんを蹴られた時のような痛みだそうです。
約1週間〜2週間程度で徐々に痛みは和らぐそうです。

実際、彼から痛みのことを聞いてみました。
本当にたまたまちゃんを蹴られた時の痛みだったようです。
ダーの説明だと、腰や下腹部が重苦しい鈍痛で、つらかったとのことです。
私は何となくひどく重い生理痛なのかしら?という印象を持ちました。
術後直後から5日ぐらい、痛み止めの座薬と抗生物質を服用していました。
しばらくは座薬の効力が切れると徐々に痛くなるようで、処方された以上に追加で
座薬を処方していただきました。これは個人差があると思います。

また、陰嚢の腫れですが、しばらく赤黒い感じの色で大きさも杏ぐらい(?)に
腫れていましたが、徐々に治まりました。

未だに座る時に睾丸に違和感を感じるようです。
以前とは睾丸の位置が微妙に違う気がするそうですよ。

bluecat

傷口について

TESEの翌日からずっと朝と夜、TESEの傷口のお手入れをやります。
我が家の場合は妻の私が、よき妻を演じ(?)お手入れをしていました。

最初の2〜3日は、微量ですが出血していて、痛々しい状態でしたが、
今は出血も全く無く、少しずつ腫れも収まってきました。
傷口は大きなかさぶたみたいなかんじです。

最初はこわごわ、恐る恐る傷口のガーゼ交換をしていたのですが、
ちょうど丸一週間経ってくると、手馴れてくると思います(笑)

お手入れ(傷口の消毒)については、病院からは傷口の乾燥・殺菌の為の
抗生物質(粉薬状)のみを処方されたので、消毒薬・ガーゼ等は、近所の薬局で
購入して使用しました。(病院によっては消毒キットを処方されると思います。)

ガーゼ交換をする前に、洗浄綿で患部とその周りを拭き拭き。
その後綿棒とコットンを使用してイソジンで消毒。
最初は洗浄綿で拭くのも消毒するのも
ちょっとしみる〜〜と彼は言っていましたが、
術後1週間経つとまったくしみなくなってきたそうです。
見た目はちょっと怖かったですが(笑)

消毒が終わって患部を乾かして、粉薬をフリフリ。
そして新しいガーゼで保護してテープでとめて終了です。

抜糸についてですが、我が家の場合、オペに使った傷口を縫う為の糸は、
抜糸の必要のない糸を使用した為、抜糸の処置はありませんでした。

傷口は痛々しいですが、術後1ヶ月ぐらいで段々と元通りになってきます。
術後2ヵ月後になるとじっくり観察しないと分からないぐらい元通りの状態です。
ただ、剃毛をしているので、毛が生え揃うまではちくちくしてかゆくなるようです。

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