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TESE術前検査

hanepen

TESE術前検査の必要性

TESEを行う前に術前検査を行うことによって身体の状態を把握します。
手術では麻酔をかけたり、身体にメスを入れるわけですから、
事前に身体の状態を把握しておくことによって、手術中の事故を
未然に予防することができます。
検査をしないでオペを実施した場合、例えば、手術中に血が止まりにくいことが
分かったり、麻酔をかけることによって身体に異常が発生してしまう事態が
起こった場合、大変なことが起こってしまうことも考えられます。
後から分かっても遅いという事態を避けるために事前に把握する必要があります。

そこで、心肺機能や腎臓・肝臓の検査や血液検査を行うことによって
その人の身体が正常なのか異常なのかを手術前に調べておく必要があります。
もし、異常が発見された場合、どの程度の異常なのか、手術前に治療しておく
必要があるのか、また術後でも大丈夫なのかが分かってきます。
血液検査で血が止まりにくいのであればそれに対応するための準備や
出血量が多いということが分かっていればあらかじめ輸血の準備も出来ます。

手術を無事に行うために必要な検査だと言えます。
また、術前検査についてはほとんどの場合、保険が使えないようです。

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どんな検査をするの?

我が家で受けた術前検査の内容ですが、肝機能・腎機能の検査や、
血糖検査・血算検査、様々な感染症の検査、心肺機能の検査を受けました。
肝機能・腎機能・血糖・血算・感染症の検査は、採血によって行います。
また、心肺機能については、レントゲンや心電図によって行います。

では、実際どんな検査を行ったのか、以下のように一覧にしてみました。
病院によって検査項目は変わってくるかもしれませんが、
検査結果の書類を見る際に少しでも参考になさっていただければ幸いです。
※ 正常値は病院や検査機関によって異なります。
正常値は病院や検査機関によって違っているようです。
もしご自身の検査結果の数値と違っていても正常範囲内、
若しくは問題のない数値であることもありますので、
こちらの数値は参考程度になさってください。
注射セット

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心肺機能検査

検査項目 解説
レントゲン 心肺機能検査。肺や心臓に異常が無いかを調べる。
心電図 心機能の検査。心臓に問題が無いかを調べる。

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肝機能・腎機能検査

検査項目 正常値 解説
総蛋白 6.7〜8.3 肝・腎機能の検査。
栄養状態と肝腎機能の状態を調べる。
総ビリルビン 0.2〜1.1 肝機能の検査。
肝臓に異常が無いか調べる。
(黄疸性疾患を識別できる)
GOT 10〜40 肝機能の検査。
心筋に異常があるかもチェックできる。
GPT 5〜45 肝機能の検査。
肝炎の病勢指標に用いられる。
ALP 110〜360 肝機能の検査。
肝障害、胆汁うっ滞、骨疾患、
甲状腺機能亢進症などの有無を調べる。
LAP 30〜70 肝機能の検査。
肝道・胆道系疾患の診断に使われる。
γ-GTP −〜75 肝機能の検査。
肝・胆道系障害の診断に使われる検査。
クレアチニン 0.61〜1.04 腎機能の検査。
腎機能に異常が無いか調べる。
筋疾患があるかどうかの指標にもなる。
Na(ナトリウム) 134〜147 腎機能の検査。水代謝系の異常を調べる。
糖尿病など検査にも使われる。
K(カリウム) 3.6〜5 腎機能の検査。
高K血症・低K血症を調べる。
Cl 98〜108 腎機能の検査。水代謝系の異常を調べる。
急性腎不全などの診断にも使われる。
尿素窒素 8〜22 肝機能・腎機能の検査。
肝・腎機能の状態を調べる。

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血液検査

検査項目 正常値 解説
ABO血液型   血液型検査。
輸血が必要な際に必要。
Rh血液型   血液型検査。
輸血が必要な際に必要。
血糖 60〜109 血糖検査。
血液中のブドウ糖濃度を測定する。
糖尿病の診断に用いられる。
HCT 39.8〜51.8 血算検査。
血液中の血球成分と液体成分の比率を
調べることにより貧血の有無を診断する。
血小板 13〜36.9 血算検査。
出血時間検査や血算検査項目の一つ。
RBC 4.27〜5.7 血算検査。
赤血球数を調べ貧血の有無を診断する。
WBC 3.9〜9.8 血算検査。
白血球数を調べ白血病などの血液疾患や
炎症性疾患の判断や経過観察に使用。
MCV 83〜102 血算検査。
平均赤血球容積を調べることにより
貧血、多血症の有無を診断する。
MCH 28〜34.6 血算検査。
平均赤血球色素量を調べることにより
貧血、多血症の有無を診断する。
MCHC 31.6〜36.6 血算検査。
平均赤血球血色素濃度を調べることにより
貧血、多血症の有無を診断する。
HGB 13.5〜17.6 血算検査。
ヘモグロビン量を測定することにより、
貧血等の血液疾患の指標となる。

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感染症検査

検査項目 正常値 解説
HTLV-I −〜15.9 成人T細胞白血病の原因ウイルスである、
ATLA(ヒトT細胞白血病ウイルス)に対する
抗体検査。
感染しているかどうかの確認に用いられる。
CRP定量 −〜0.3 炎症性疾患や体内組織の崩壊があるか
調べる検査。
細菌・ウイルス感染症・膠原病、悪性腫瘍
などの診断に用いられる検査。
HBs抗原RPHA 陰性(−) B型肝炎検査。
B型肝炎ウイルスに対する抗原検査。
感染しているかどうかの確認に用いられる。
HCV抗体LA 陰性(−) C型肝炎検査。
HCV(C型肝炎ウイルス)に対する抗体検査。
感染しているかどうかの確認に用いられる。
HIV抗原・抗体 陰性(−) HIV検査。
HIVに対する抗原・抗体検査。
感染しているかどうかの確認に用いられる。
ガラス板法・定性 陰性(−) 梅毒検査。
梅毒に感染しているかどうかの確認に
用いられる。
TPHA法・定性 陰性(−) 梅毒検査。
梅毒に感染しているかどうかの確認に
用いられる。

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